PHP Conference Fukuoka 2023に参加してきました。
はじめに
4年ぶりに対面で開催されたPHP Conference Fukuoka 2023に参加してきました。 ここ3年ほど、ずっとオンラインのカンファレンス続きで、久しぶりの対面でのカンファレンスでとても楽しかったです。 私自身、学生時代がコロナ真っ只中で、オフラインでのカンファレンスの楽しさを感じることができず、「やっぱり、カンファレンスは対面に限るな」と心から思えました。 改めまして、カンファレンスを主催してくださった運営の方々、スピーカーの皆様に感謝申し上げます。 本投稿では、発表の中で気になった発表と個人的な感想を備忘録として残します。
気になった発表
育成力 - エンジニアの才能を引き出す環境とチューターの立ち回り
どんな発表だったか
主に、Fusicさんの新人研修に関する発表で、チューターとしてどんな立ち回りをするかといった発表でした。
感想
僕自身、新人研修を受けたことがなかったのですが、受託開発の業務に関わるまで必要な知識をインプットしてもらえる機会はとてもいいと思いました。 研修と聞くと、時間割のようなタイムテーブルが決められていてガッチリとしたイメージを想像していたのですが、発表の中にあった研修では、「ゴール」や「狙い」を示して、研修を受ける人のペースで勉強を進められるようにしていてとてもいい取り組みだと思いました。また、研修の最後に理解度を測る課題を作ることで、ダラダラ本を読むこともなくなり、自分としても小さいな課題みたいなのを設定することで、技術の勉強に活かしたいと思いました。さらに、研修の最後のうわっとしたお題のみ示される「社内システム開発」も受託開発さながらの体験ができるのでとてもいい取り組みだと思いました。
失敗から学ぶ 技術的負債との正しい歩き方
どんな発表だったか
技術的負債に対してどう立ち向かうか、白馬の王子様は存在せず、ただ意識のみが世界を変えるという発表でした。
感想
とても、胸が痛くなるような話ばかりでした。 僕自身、知識不足が原因で同僚を悩ませてしまう負債を使ってしまうことがあったし、 既存のソースコードの技術的負債に対してとても悩むこともありました。 そんなときに、Howだけを考え仕事を増やしてしまってWhyを考えていませんでした。 鉄の弾丸はなく、ただプロダクトを向き合うのみなんだなと考えさせられた発表でした。
LaravelからTypeScriptコードを自動生成して効率良く型安全なフロントエンド開発を目指す
https://phpcon-fukuoka-2023.vercel.app
どんな発表だったか
LaravelのBreezeを用いてフロントエンドをTypeScriptで書く開発を行うことができますが、TypeScript側での型定義が手動になってしまい、typo等で表示されないなどのバグになる問題に対して、Laravelのモデルを読み込みTypeScriptのコードを生成するライブラリの発表でした。
感想
僕自身も LaravelとTypeScriptを用いた開発をしていてTypoであったりして(しかも原因特定に時間がかかる)とても困ることがありました。それに対して自動で型定義のTypeScriptが生成されるのは画期的だなと思いました。正直、自分でも使ってみたいなと思いました。
さいごに
懇親会でもたくさんの人と交流できてとても楽しかったなぁと思いました。 やっぱり、対面のカンファレンス最高だなと思いました。 あぁ、早くまたカンファレンス参加したいなぁと思いました。
あと、何人かの発表者が引用されていたので「ちょうぜつソフトウェア設計入門」を買っちゃいました。
買ってみた👌 pic.twitter.com/pO8UYsHmIK
— こうへい (@koh_hei128) 2023年6月25日